2007年に放送された大ヒットドラマ「ハケンの品格」。
2020年春ドラマとして続編が4月15日より放送される予定でしたが、コロナの影響で初回の放送が延期され、15日は2007年の総集編が放送されました。
今見ても面白いですね。面白いんですが…改めて見て思ったのがパワハラ度がえげつないってこと。
これ、2020年だとアウトな気がするんですが、「ハケンの品格」2020ではどのようになっていくのでしょうか?
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くるくるパーマのパワハラは2020年ではアウトか
「ハケンの品格」といえば、篠原涼子さん演じる大前春子と大泉洋さん演じるくるくるパーマこと東海林のやり取りが見どころの1つですね。「お前!」と言って名前を呼ばない東海林に対し「大前春子です」と真顔で返す大前さんが面白いです。
そして、そんな東海林をくるくるパーマと呼ぶ大前さん、もはやコントです。笑
ですがそんなコミカル感満載な空気になるのはあくまでドラマだから。現実では東海林ら正社員のハケン社員に対する態度は完全にパワハラです。2020で同じような演出があれば間違いなくパワハラだと話題となり問題作になってしまうでしょう。
「ハケンは黙って正社員の言うこと聞いてろ」とかパワハラ以外の何物でもありません。もっと昔では「女は黙って男の言うこと聞いてろ」なんていう亭主関白がいましたが、それと似たようなものですね。
このパワハラ演出が通用したのはあくまで2007年だからだったと思います。そう考えると13年って大きいですね。時代の流れを感じました。
2007年だとまだパワハラとかモラハラって言葉自体ありませんでしたよね。2020年現在ではこのようなことがあれば上司は訴えられるでしょうけど、2007年だとこういうパワハラがあってもひたすら黙ってる以外なかった気がします。
2020「ハケンの品格」は作風変わる?
#ハケンの品格
13年前の作品?
パワハラのセリフいっぱい。これ、今年新作放送する予定だったらしい(コロナのせいで延期?)けれど、今の時代に同じタイトルで話をつくるつもりだったのかなあ?
— 乙女 (倉さん) (@hitorimoii) April 15, 2020
ここで気になるのが「ハケンの品格」2020の作風。2020年版「ハケンの品格」もくるくるパーマこと東海林も出るようですし前作のファンからしたら朗報です。
ただ、さすがにこんなパワハラ全開のやり取りはアウトですよね。。
ただ「ハケンの品格」が放送された2007年当時、派遣で自身のスキルを上げようという風潮があり派遣をめぐる問題が起きていました。2007年の「ハケンの品格」はその問題から制作されたドラマと思われます。
であれば2020のハケンの品格」は現代に合わせた作風で、現代の問題を反映した脚本になっている可能性は十分ありますね。
2020年に放送される現代版「ハケンの品格」に期待したいですね!