堂本光一さんと言えば、ミュージカル「Endless SHOCK」が彼を代表する作品の1つ。2000年に上演された「MILLENNIUM SHOCK」から数えるとSHOCKシリーズは19年続いており、2020年も「Endless SHOCK 20th Anniversary」として2020年2月4日から3月31日まで東京・帝国劇場で上演されることが決定しています。
ミュージカルとしては異例の年数続いている「Endless SHOCK」。
今回は、堂本光一主演「Endless SHOCK」が高く評価され続けている理由を考察してみます。
出典:https://kurumicat.com/2019endlesss-hock
Endless SHOCKが評価される理由① フライングが魅力
「Endless SHOCK」が高く評価され続けている理由として、まず挙げられるのがフライングが魅力的であること。「Endless SHOCK」において大きな見どころとなっていると言えるでしょう。
舞台中に出てくるフライングは1度だけではありません。序盤(Off Broadwayのショー)での一点吊りのフライングやワイヤーなしのリボンフライング、二階席に降り立つラダーフライングなど様々なフライングで観客を魅了しています。
光一さんのフライングはとにかく美しい。その美しさに毎回魅了されてしまい何度見ても飽きないのですが、そこには堂本光一自身による拘りや想いが込められています。
2019年12月4日放送の「FNS歌謡祭」では、「Endless SHOCK」内の演目「夢幻」を披露。この「夢幻」は、大きな赤い布を腕に巻きつけて飛ぶリボンフライング。当然、赤い布は天井からワイヤーで吊られていますが、赤い布を腕に巻き付けた力のみで飛ぶため下手すれば大事故にもつながります。
その大きな見せ場であろう「夢幻」をテレビでパフォーマンスするには当然ながら簡単ではありません。実際、この「夢幻」を「FNS歌謡祭」でパフォーマンスすることを決意するまでには時間がかかったと語っていました。
しかし、パフォーマンスをすることを迷っていたのはただ大変だからという理由ではありません。フライングなどのパフォーマンスはストーリーあってのものと考える光一さんにとって、ショーの1部を抜粋して披露することは、視聴者にうまく伝わらないのではないか?という思いがあった様子。
実際、「夢幻」でのフライングは”赤い布でフライングすることが命を燃やしている、命が消えそうだけど、最後の輝きまで燃やして美しくあろうってうようなシーン”と光一さん本人が語っていたように、布が赤であることも「夢幻」でフライングすることもすべて意味があります。
テレビ用に抜粋されたパフォーマンスでは、「Endless SHOCK」の魅力すべては伝わりきらないでしょう。むしろ、数時間に及ぶショーがテレビでの数分で伝わってしまうなら、「Endless SHOCK」はここまで続かなかったはず。
とはいえ、堂本光一のフライングが魅力的であるのは事実。1部でもその魅力を伝える機会ができたのはよかったのではないかと思います。
Endless SHOCKが評価される理由② 堂本光一の作曲スキルの高さ
「Endless SHOCK」の魅力はフライングだけではありません。歌やダンスなどミュージカル王道且つジャニーズならではのパフォーマンスも多数あります。
ショーの中で披露される楽曲は「Endless SHOCK」のために制作されたオリジナルの楽曲ですが、その多くの作曲を堂本光一自身が手掛けているというのも「Endless SHOCK」を語る上で忘れてはなりません。
中でも、「夜の海」はファンの間でも特に人気の高い1曲。「夜の海」は切なく美しいメロディーが魅力的なバラードで、コウイチ(ショーの中での堂本光一の役名)が命を絶つというクライマックスで披露されています。
ショーの中で聴く「夜の海」は涙なしでは聴けませんが、楽曲自体も非常に素晴らしいですね。光一さんは「愛のかたまり」や「恋涙」などKinKi Kidsの楽曲も多数作曲しており、その作曲スキルの高さはKinKiファンにはもはや説明不要でしょう。「Endless SHOCK」では作曲家・堂本光一の魅力も存分に堪能できる作品となっています。
個人的には、堂本光一の作曲スキルはジャニーズの中で1番ではないかと思っています。もちろん相方の堂本剛のセンスも素晴らしいです。他にもジャニーズには作曲もできるタレントさんが多数存在していますね。
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ですが、中でも堂本光一の作るメロディーは日本人なら誰もが琴線に触れるであろう美しさがあり、尚且つ個性もあります。その作曲センスはもはやジャニーズの枠を超越しているのではないでしょうか?
まとめ
今回は、堂本光一さん主演「Endless SHOCK」が高く評価され続けている理由を考察してみました。
「Endless SHOCK」の魅力はフライングや曲以外にも太鼓、演出など多数あります。もちろん、ストーリーの面白さも魅力の1つです。
しかし、共通して言えるのは堂本光一自身のプロデュース力や拘りがあるということ。それがあるからこそ「Endless SHOCK」は高く評価され続けているのではないかと思います。