2023年冬ドラマ「不適切にもほどがある」。3月29日に最終回を迎えました。
市郎(阿部サダヲ)と渚(仲里依紗)が助かるのか否かが注目された最終回。ふたを開けてみたら、「こう来たか!」という感じでしたね。
視聴者の予想の斜め上を行く結末に、クドカン天才だという声が改めて多数出ました。
出典:https://twitter.com/
「不適切にもほどがある」最終回テロップの意味は?
この作品は不適切な台詞が多く含まれますが
時代による言語表現や文化・風俗の変遷を描く本ドラマの特性に鑑み
2024年当時の表現をあえて使用して放送しました
最終回終了後、特に話題となったのが本編終了後に出たテロップです。これまでは1986年となっていましたが、ラストは2024年と現在に変わっていましたね。
このテロップ、とても深くありませんか?
ドラマ内で扱ってきた昭和の価値観が令和では不適切と思われるように、令和の価値観もいつか不適切と言われる時代が来るだろうということですよね。
テロップまで未来のことまで考えるクドカン、さすがです。いやむしろ、このテロップこそがこのドラマで伝えたかった事の本質なのかもしれません。
また、最終回ラストでこのテロップが出たことで、続編を期待する声も出てきました。評判がよかったので、続編もありそうですね。
ですが、続編が可能かどうかはやはり市郎と渚の運命ではないでしょうか?
続編もある?
ドラマ内で、市郎と渚は1995年の阪神淡路大震災で亡くなってしまいます。それだけに、最終回でその運命を変えられるかどうかに対する考察が多くありました。
結果、2人がどうなったかは描かれずに終了。気になるところですが、そこはこのドラマ的に重要なところではなかったのでしょう。
しかし、最終回ラストではタイムマシンを開発した80代の井上が登場!
井上は2054年からタイムトラベルし、佐高の出資によりタイムトンネルを発見したとのこと。タイムマシンバスとは異なり、好きな時代へ行くことが可能だというのです。
テロップが続編をどこまで意識しているかはわかりませんが、続編ができそうな終わり方だったのは確かですね。
「不適切にもほどがある」、コメディードラマでありながら泣ける要素もありいい作品でした。コンプライアンスについて考えさせられましたね。
「不適切にもほどがある」、続編があるならまた観たいです!