2020年冬ドラマ「テセウスの船」。
冬ドラマの中でも特に評判が高く、3月22日放送の最終回も視聴率19.6%と有終の美を迎えましたね。
犯人はせいやさん演じる田中正志。当初せいやさんが犯人ということだけはないという声が多かっただけに、正志1人がみきおを操っていたという結末には驚かれた方も多かったことでしょう。
ベテランの役者さんもそろっていた中、制作サイドは何故せいやさんを犯人役にしたのでしょうか?
出典:https://twitter.com/
テセウスの船 せいや犯人は成功だったのか
業界のどんな事情があるのか、
犯人がせいやで大変がっかりした。
演技も残念だし、せっかくのドラマが
一気に安っぽくなってしまった。
お笑い芸人の配役は慎重にしていただきたい。#テセウスの船— ランチョー (@toronjunkers) March 23, 2020
#テセウスの船 せいや犯人とか笑えるからヤメテほしかったな…
澤部なんてもってのほか。
シリアスなドラマにお笑い芸人使わない方が得策かと。#絶対零度 の粗品もいらんかった。— 黒烏 (@hell_dogs7010) March 23, 2020
せいやが悪いわけじゃないんだけど、せいやが犯人なのなんかいや、、
なんかもっと他の俳優さんがよかったと思ってしまうよごめん
#テセウスの船— ひま (@marketingmarke7) March 22, 2020
せいやさん演じる正志が犯人だったことに不満を感じているツイートが結構ありました。理由はやはり演技力です。
「テセウスの船」は主演の竹内涼真さんをはじめ、鈴木亮平さん、六平直政さん、笹野高史さん、上野樹里さんなど実力のある役者さんが揃っていただけに犯人は役者を本業としている方に演じて欲しかったという意見が出てきてしまうのは仕方ありませんよね。
せいやさんの演技、決して悪くなかったと思いますが、如何せん共演者が演技力のある役者さんばかりだっただけに縁威力の面で差が出てしまったのは否めません。そういった点から、せいやさん犯人に対する評判は高いとは言えませんでしたね。
しかし、制作サイドもせいやさんを犯人にキャスティングすればこのような評判となるのは想像ついていたでしょう。それなのになぜ制作サイドはせいやさん演じる正志を犯人にしたのでしょうか?
考えられるのはやはり意外性です。ドラマ開始当初、せいやさんが怪しいような表情をしていたことい突っ込むツイートが多数ありました。それくらいせいやさんが黒幕や犯人であることは考えられなかったですよね。
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逆に、笹野高史さん演じる校長やユースケ・サンタマリアさん演じる金丸刑事、麻生祐未さん演じる木村さつきの犯人説は濃厚でしたね。さつきは事件に関与していたものの、校長や金丸はいい人でしたしそこらへんは意外でした。
校長やさつきが犯人、黒幕なら演技力の面では迫力や見ごたえはあったかもしれません。ですが、展開としては意外性は感じられなかったでしょう。
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途中からせいやさん演じる正志も怪しくはありましたが、せいやさん犯人は制作サイドが意外性を狙った結果なのだと思います。
評判のいいドラマだっただけにせいやさんを犯人にしたのはかなり大胆な賭けだったと思います。しかし、原作と違うドラマオリジナルの「テセウスの船」で高視聴率を獲得したあたり、さすがドラマのTBSと認めざるを得ません。