13年ぶりに復活した「ハケンの品格」。今回の2020年版では、2007年版で欠かせない存在となったくるくるパーマ・東海林(大泉洋)のポジションを宇野部長(塚地武雅)が担っています。
東海林は「ハケンの品格」に欠かせない人気キャラとなったわけですが、宇野部長は「うざい」という声が多いです。
なぜ、宇野部長は東海林さんのような人気キャラになれていないのでしょうか?
出典:https://twitter.com/
なぜうざい?「ハケンの品格」宇野部長が人気キャラになれない理由
今でこそ東海林が仲間想いで熱い奴という印象ですが、放送当時から彼がいい奴という印象があったわけではありませんでした。むしろ、大前(篠原涼子)に対しパワハラ同然の言動を繰り返し、ハケン社員を見下すというどちらかと言えば嫌な奴でしたね。
そんな東海林が人気キャラとなった理由。その大きな要因として、東海林は非常にコミカルなキャラだったという部分があると思います。東海林は調子のいい奴で、「むかつくけどどこか憎めない」というキャラでした。また、大前に上からな発言をしたものの、ハケンを完全敵視しているような感じではなかったように思います。
しかし、宇野部長のキャラいはまず東海林のようなコミカルさがなく、むかつくけど憎めない感すらありません。そのため、「ハケンを見下してる」という印象しか生まれないのです。そこが「うざい」と感じてしまう要因ではないでしょうか?
関連記事→ハケンの品格【祝】東海林が本社復帰!でもまた旭川に戻る…?
関連記事→ハケンの品格 くるくるパーマのパワハラ問題~2020は作風一変?
関連記事→ハケンの品格2020は東海林ロス?社長との関係や結婚相手も気になる
関連記事→ハケンの品格 時代遅れな設定どう乗り切る?蕎麦屋閉店はコロナ禍反映か
関連記事→【ハケンの品格】正社員の副業はアウト?井手くんかわいいけど…
関連記事→ハケンの品格 セクハラ問題は時代錯誤?人事部主任は処分された?
ドラマの中の人気キャラというのは「ハケンの品格」に限らず、+αの部分が存在しますよね。「現実にはいないけど面白い」とか。これはコントにも言えることですが、あまりに現実的過ぎたり、逆に浮世離れしすぎてしまっていても人気キャラにはなれません。
宇野部長のハケンに対する姿勢は時代遅れ感もあるため「現実的」とも言いにくいですが、視聴者から愛される要因が少ないと思います。むかつくけどお茶目で熱い東海林さんのような「いい部分」が宇野部長には足りない気がしますね。
宇野部長はうざいけど素敵な部分もあるんだ。最終回を迎えるまでに、「うざい」部長から改心してくれることを願います。