コロナの影響で放送延期となった「MIU404」に代わり傑作選が放送されている「コウノドリ」。5月8日は、シーズン2の3話が放送されました。
シーズン2の3話のテーマは、産後うつ。1話で登場した佐野彩加(高橋メアリージュン)の出産後のストーリーです。
毎回名言があって泣ける「コウノドリ」ですが、この回も名言や泣けるシーンがたくさんありましたね。
出典:https://twitter.com/
産後うつは誰でもなりうる
私は年子で出産しました。
だから育休を続けて3年取得し、会社で昇格する機会もなくしました。
主人は、色々な事で自分なりのこだわりがあり、家事、育児にも意見し、私を追いつめていきました。
なので産後うつになりました。
1番助けてほしい人に助けてもらえないつらさをわかってほしい#コウノドリ— 大豆ヨーグルト (@mayutt5) May 8, 2020
#コウノドリ
全ての回見て欲しいけど、この回はマジで全人類みろって思う
産後うつ診断されてないけど、結構ギリギリなんだよ— ひら@養蜂場🐝4y1y♂ (@shin_you) May 8, 2020
「私だって子ども窓から放り投げたいと思った事がある」ってセリフに助けられた事がある。周りは自分の子を可愛いって言ってる中、そう思えない自分はなんなんだろって毎日泣いてた。今思えば産後うつになってたのかな?#コウノドリ
— mana (@nn_544) May 8, 2020
元々、早く仕事に復帰したいと考えていた彩加は、子供を1日でも早く保育園に入れたいと考えていました。一方で、小松(吉田羊)が気にかけても「大丈夫」の一言で覇気がない様子。
彩加を心配した小松は思わず個人の連絡先を教えようとしてしまいました。
小松のこの行動には問題がありますが、それだけ彩加は精神的に追い詰められていました。しかし、そんな彩加に追い打ちをかける出来事が。
参加していたプロジェクトのリーダーから外されてしまったのです。
完全に心折れてしまった彩加は、子供を病院に置いて自殺しようとしてしまいます。。
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彩加の場合、夫が非協力的だったので尚更追い詰められたのでしょう。当然ですが、子育ては誰かの協力がないと大変です。ですから、産後うつは決して特別な状況というわけではなく誰でもなり得るもの。
ましてや、彩加はただでさえ大変な状況の中で本人の支えだった仕事を降ろされてしまったわけですから、産後うつになってもおかしくありません。
しのりんの名言が泣ける「コウノドリ」3話
不思議だ。何回も見たはずなのになんでこんなに泣けるんだ。自分も赤ちゃん大好きの余り仕事にしたが、育休中寝不足で2時間泣かれた時良からぬ事が自分でもよぎった。事無きを得たのは周りの支え。育児は誰かに頼っていい。数々の名言が織り込まれたこのドラマは神だ#コウノドリ #産後うつ #育児不安 pic.twitter.com/N62vBqnjft
— ふらいと (@doctor_nw) May 8, 2020
産後うつを扱う事でこういう現実があるよと多くの人に知ってもらうとともに、現在進行形で産後うつの人やそれに近い人に「誰かに頼ったって良いんだよ、子育てを完璧に出来る事は決して当たり前ではないんだよ」と優しく伝えてくれてる気がして、これぞコウノドリ!ってなるよね #コウノドリ
— せっきー@ドラマ実況垢 (@KO6IoFJdp7pjTab) May 8, 2020
「コウノドリ」は毎回名言や泣けるシーンがありますが、この産後うつ回でもしのりんこと四宮先生(星野源)が名言を連発しました。
まずは、夫婦は2人で1つと言う彩加の夫(ナオト・インティライミ)に対して言った言葉。しのりんは「別々の人間だからこそ、お互いが尊重し合える。それで助け合える」と言いました。確かに、その通りですね。
しのりんの言葉は現実を突きつけるものが多いので、厳しく聞こえることが多々あります。ですが、だからこそサクラ(綾野剛)や患者を正しい道へ導いてくれるんだと思います。
そんなしのりんですが、自殺をしようとした彩加に「俺はあなたの気持ちが分からない。だから今、あなたを引き留めるのは俺のわがまま。まだ治療の道がある患者を放ってくことはできない」と言って自殺を止めました。
子育ては親の役目。誰も親の代わりにはなれません。ですがだからこそ、助け合っていくことが必要です。
育児は誰かに頼っていいんだということと親の責任でもあるという飴と鞭を交えて産後うつの深刻さを伝えた「コウノドリ」はほんとに神ドラマだと思います。決して綺麗ごとだけで終わらせないからこそ泣けるし名言が生まれるのでしょう!