2018年夏ドラマで放送され評判となった「義母と娘のブルース」。2020年1月2日に単発ドラマとして復活しました。
連ドラ版最終回のその後を描いた今作は、ベーカリー麦田の前に捨てられていた赤ん坊がキーパーソン。その赤ん坊の演技力やかわいさも評判となりましたね。
一方、その赤ん坊の父親が赤ん坊を捨てた背景や育児についても話題となりました。「足りないのは資質ではなく環境」という亜希子のセリフ、考えさせられましたね。。
出典:https://twitter.com/
父親はクズ?「義母と娘のブルース」スペシャル
ベーカリー麦田の前に捨てられていた赤ん坊。亜希子(綾瀬はるか)やみゆき(上白石萌歌)らはその赤ん坊が会社の役員のような顔をしていたことから「専務」と名付け、しばらくの間専務の面倒を見ることにしました。
しかし、2週間以上経過しても専務の親が見つからないことから、亜希子は警察に相談することを決意。納得のいかないみゆきと衝突するも亜希子の考えは変わりませんでした。
そんな中、偶然専務の父親が見つかります。専務の母親は専務の出産と引き換えに亡くなってしまったとのこと。1度は1人で専務を育てようと決意しますが、父親1人での育児に悪戦苦闘した結果、心身ともに疲れてしまったのでした。
そんな時、赤ん坊を気軽にあやしている麦田を見かけ、思わず店の前に専務を置いてきてしまったという父親。しかし、父親は専務を置いていってしまったことを後悔していました。
ですが、「また同じことするのではないか?」と咎めるみゆき。亜希子はみゆきに対し、以下のように言います。
「足りないのは資質ではなく環境」。
専務を預かることになった時、みゆきや麦田らが助けてくれたからなんとか面倒を見れたという亜希子。助けてくれる存在がいるかいないかが子育てに大きく影響するのだと言います。
筆者自身は子どもはいませんが、亜希子のこのセリフはとても考えさせられましたね。この父親が子どもを自ら1度放置してしまったのは事実です。ですが、片親だけで育児をするのは周囲の想像以上に大変なことだと思います。
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「孤育て」というのも響きました。孤育てではなく子育てできる環境がもっと増えたらいいですね。「足りないのは資質ではなく環境」は、「義母と娘のブルース」史上トップクラスの名言でしょう。
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